資料小展示

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平成29年度の展示(解説シートは展示終了次第掲載します)
  • 第1回 : よって件(くだん)のごとし -予言する正直な怪物- (金谷)
  • 第2回 : 錦帯橋をめぐる攻防 -幕吏の巡察と萩藩-  (吉田)
  • 第3回 : 重要文化財 村上家文書 (和田)
  • 第4回 : 大村益次郎への見舞状-大村益次郎文書「永敏卿負傷見舞状」- (山﨑)   
  • 第5回 :「塵劫記」 -江戸時代の算術書-(山本)
  • 第6回 : 大正11年の貞明皇后行啓と山口県 (淺川)
  • 第7回 : 文久3年(1863)の攘夷決行と列国の報復 (金谷)

 

平成29年度第7回資料小展示

文久3年(1863)の攘夷決行と列国の報復

  孝明天皇の強い意向もあり、将軍徳川家茂は文久3年の5月10日(西暦1863.6.25)をもって攘夷を実行することを約束しました。

  幕府は必ずしも軍事行動を想定していませんでしたが、長州藩はこの日、馬関海峡を通過したアメリカ商船に対して砲撃を加え、続いて23日(7.8)にはフランス艦、26日(7.11)には長年の友好国であったオランダの艦船に対しても砲撃を加えました。

 今回は、その砲撃と、米仏の報復攻撃の様子を、外国人居留地で発行された新聞の翻訳資料や絵画資料等で紹介します。


「仏艦前田砲撃」

(毛利家文庫81 写真資料87-5)

 

 

 

 

  • 会   期 : 平成29年9月30日(土)~10月29日(日)
  • 閉館日 : 月曜日 
  • 会   場 : 文書館閲覧室
  • 観覧無料

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平成29年度第6回資料小展示

大正11年の貞明皇后行啓と山口県

  貞明皇后(ていめいこうごう、明治17年〈1884〉― 昭和26年〈1951〉)は、大正天皇の皇后にあたります。 

  大正11年(1922)3月、「今上陛下御病気平癒御祈願」と「摂政宮殿下無事御帰朝(ヨーロッパ訪問)御礼」のために、九州福岡の香椎宮・箱崎八幡宮・太宰府天満宮への貞明皇后の行啓が実施されました。    

  御召列車による往路(福岡への途次)は三田尻の公爵毛利邸に御宿泊、帰路(神戸までは海路利用)は安下庄湾口に碇泊した御召艦摂津艦中に御宿泊。沿道各地では熱狂的な「奉迎送」がとりおこなわれました。 

   山口県文書館には、この行啓にまつわる行政文書(県庁文書)と『記念写真帖』が所蔵されています。 

   行幸啓には国内各地の産業や教育の実情把握という目的もありましたので、今回の展示では、献上品や台覧品から、当時の山口県の物産についても概観することにします。


(上:県庁戦前B 21-24)

(下:剣持家文書 521)

解説資料 (PDF 932KB)

 

  • 会   期 : 平成29年9月1日(金)~28日(木)
  • 閉館日 : 月曜日 
  • 会   場 : 文書館閲覧室
  • 観覧無料

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平成29年度第5回資料小展示

「塵劫記」-江戸時代の算術書-

 「塵劫記(じんこうき)」は、吉田光由(よしだみつよし)が寛永4年(1627)に著した算術の入門書です。

 数の数え方から始まって、九九、算盤の使い方、図形の面積の求め方などが、豊富なイラストと分かりやすい文章で書かれています。

   今回の展示では、庶民にも広く用いられたこの「塵劫記」を通して、江戸時代の学びの一端を見てみます。

 


「塵却記(木版)」

(県庁伝来旧藩記録775)

解説資料 (PDF 646KB)

  • 会   期 : 平成29年8月1日(火)~30日(水)
  • 閉館日 : 月曜日 
  • 会   場 : 文書館閲覧室
  • 観覧無料

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平成29年度第4回資料小展示

大村益次郎への見舞状 -大村益次郎文書「永敏卿負傷見舞状」-

 明治2年(1869)7月、明治新政府の兵部大輔に任じられ軍制改革に着手した大村益次郎は、9月4日、滞在先の京都で兇徒に襲われます。奇跡的に一命を取り留めた大村でしたが、のち病状は悪化し、蘭医ボードウィンらの治療の甲斐なく11月5日に死去しました。

 当館所蔵「大村益次郎文書」には、負傷した大村に宛て、兵部省や長州藩関係者などが送った見舞状39通が装丁された「永敏卿負傷見舞状」4巻が残っています。その多くは、事件への驚き、犯人への怒りが綴られるとともに、大村の一日も早い回復を願う内容となっています。大村を巡る人間関係も知ることができます。今月はこれら大村への見舞状のいくつかを紹介します。 

 


大村益次郎肖像

(大村益次郎文書91)

解説資料 (PDF 523KB)

  • 会   期 : 平成29年7月1日(土)~30日(日)
  • 閉館日 : 月曜日 
  • 会   場 : 文書館閲覧室
  • 観覧無料

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平成29年度第3回資料小展示

重要文化財 村上家文書

 平成27年(2016)、当館に寄託中の「能島(のしま)村上家文書」のうち、慶長4年(1599)までの文書199通が、「過所旗」とともに国の重要文化財に指定されました。

 能島村上氏は、戦国期の瀬戸内の海上交通を支配した、いわゆる「村上水軍」のうち、最も勢力のあった家です。そのため、能島村上家に伝わった文書群は、海上交通の要衝である瀬戸内海において、水軍を編成した戦国期武家の具体的な活動と変遷を知る上で、たいへん高い歴史的な価値を持っています。

 本展示では、第12回中国四国地区アーカイブズウィークの歴史探究講座において、「海の大名 能島村上氏」をとりあげるのにあわせ、この「重要文化財 村上家文書」の一部を特別に紹介します。 

 


織田信長朱印状

(村上家文書5(13の8))

解説資料 (PDF 444KB)

  • 会   期 : 平成29年6月1日(木)~29日(木)
  • 閉館日 : 月曜日 
  • 会   場 : 文書館閲覧室
  • 観覧無料

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平成29年度第2回資料小展示

錦帯橋をめぐる攻防―幕吏の巡察と萩藩―

 江戸時代、幕府は大名統制の一環として、その領国へ監察を掌る役人を派遣しました。この幕府の役人(「幕吏」)は、将軍の代替わりに伴って派遣される「諸国巡見使」と、広い領域を所領とする大名家で幼少藩主が相続した際に派遣される「国目付」の2種類がありました。萩藩は周防・長門2ヶ国を領する大きな大名でしたので、この2種類の幕吏を受け入れた経験がありました。

 この2種類の幕吏は、防長を訪れている間、萩城に留まっているわけではなく、領内各地の視察に出向きました。特に「錦帯橋」は、幕吏も「一目見たい」と思っていたようで、時には巡見コースをめぐって萩藩と対立することもありました。

 今回の展示では、錦帯橋の巡察をめぐる幕府と萩藩との折衝の様子を紹介します。
 


御巡見一事

(毛利家文庫2 柳営32(5の4))

解説資料 (PDF 364KB)

  • 会   期 : 平成29年4月30日(日)~5月30日(火)
  • 閉館日 : 月曜日 
  • 会   場 : 文書館閲覧室
  • 観覧無料

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平成29年度第1回資料小展示

よって件(くだん)のごとし -予言する正直な怪物-

 件(くだん)は江戸時代後期から西日本各地にあらわれ、飢饉等の惨状を予言したり、また日清戦争や日露戦争の前にも姿を現し、日本の将来を予言したりしたとされます。太平洋戦争時にも広島県の山中や岩国、松山等で出現の噂があったようです。近年の災害時も、都市伝説のように件(くだん)の目撃談が語られました。

 その性質は至って正直で、その予言は外れることがないとされます。古来、書状・証文などの最後に「よって件の如し」(前記記載の通りである、の意)と書き記す慣例がありますが、それはこの件(くだん)が正直なことから来ているという説もありました。

 今回は館蔵史料の中から、天保7年(1836)に丹後国倉橋山に現れたという件(くだん)と、文政7年(1819)に周防上関に生まれたという件(くだん)の史料についてご紹介します。
 


 

件(くだん)の図


(毛利家文庫29風説42「止可雑記」収載)

解説資料 (PDF 874KB)

  • 会   期 : 平成29年4月1日(土)~27日(木)
  • 閉館日 : 月曜日 
  • 会   場 : 文書館閲覧室
  • 観覧無料

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