資料小展示

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平成29年度第2回資料小展示

錦帯橋をめぐる攻防―幕吏の巡察と萩藩―

 江戸時代、幕府は大名統制の一環として、その領国へ監察を掌る役人を派遣しました。この幕府の役人(「幕吏」)は、将軍の代替わりに伴って派遣される「諸国巡見使」と、広い領域を所領とする大名家で幼少藩主が相続した際に派遣される「国目付」の2種類がありました。萩藩は周防・長門2ヶ国を領する大きな大名でしたので、この2種類の幕吏を受け入れた経験がありました。

 この2種類の幕吏は、防長を訪れている間、萩城に留まっているわけではなく、領内各地の視察に出向きました。特に「錦帯橋」は、幕吏も「一目見たい」と思っていたようで、時には巡見コースをめぐって萩藩と対立することもありました。

 今回の展示では、錦帯橋の巡察をめぐる幕府と萩藩との折衝の様子を紹介します。
 


御巡見一事

(毛利家文庫2 柳営32(5の4))

  • 会   期 : 平成29年4月30日(日)~5月30日(火)
  • 閉館日 : 月曜日 
  • 会   場 : 文書館閲覧室
  • 観覧無料

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平成29年度第1回資料小展示

よって件(くだん)のごとし -予言する正直な怪物-

 件(くだん)は江戸時代後期から西日本各地にあらわれ、飢饉等の惨状を予言したり、また日清戦争や日露戦争の前にも姿を現し、日本の将来を予言したりしたとされます。太平洋戦争時にも広島県の山中や岩国、松山等で出現の噂があったようです。近年の災害時も、都市伝説のように件(くだん)の目撃談が語られました。

 その性質は至って正直で、その予言は外れることがないとされます。古来、書状・証文などの最後に「よって件の如し」(前記記載の通りである、の意)と書き記す慣例がありますが、それはこの件(くだん)が正直なことから来ているという説もありました。

 今回は館蔵史料の中から、天保7年(1836)に丹後国倉橋山に現れたという件(くだん)と、文政7年(1819)に周防上関に生まれたという件(くだん)の史料についてご紹介します。
 


件(くだん)の図
(毛利家文庫29風説42「止可雑記」収載)

解説資料 (PDF 874KB)

  • 会   期 : 平成29年4月1日(土)~27日(木)
  • 閉館日 : 月曜日 
  • 会   場 : 文書館閲覧室
  • 観覧無料

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平成29年度の展示予定(次回以降は決定次第掲載します)
  • 第1回 : よって件(くだん)のごとし -予言する正直な怪物-
  • 第2回 : 錦帯橋をめぐる攻防 -幕吏の巡察と萩藩- 
過去の小展示

 


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