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- 文書群名
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山口小郡宰判記録
- 分類
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藩政文書 > 山口小郡宰判記録
- 点数
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647
- 伝来地
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- 目録内容
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『県庁伝来旧藩記録等仮目録』
- 組織歴・履歴
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山口宰判・小郡宰判は、藩政時代、萩藩が設定した行政区画です。山口宰判はほぼ旧山口市域、小郡宰判は旧小郡町、旧阿知須町、旧秋穂町域と防府市の一部を含む地域にほぼ該当します。勘場は宰判を治めるため藩が設置した出先役所でした。宰判を治める代官が出郡した際にはここで執務を行いました。
- 内容
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山口小郡宰判記録は、藩政時代の山口宰判・小郡宰判の勘場で作成、収受された文書記録です。廃藩置県以後のものも含みますが、大多数は江戸時代、特に宝暦期(1751〜1764)以後のものです。大正15年(1926)の郡役所廃止、昭和初頭の吉敷郡役所旧庁舎解体をきっかけとして、旧庁舎倉庫に残されていた旧藩時代の文書記録が県立山口図書館に移管されました。その後、昭和34年(1959)の文書館開設の折に当館が引き継ぐことになり、閲覧利用に供しています。 その内容は、村の境界や土地利用を明らかにした「村絵図」や、「坪付帳」といった屋敷地や耕地の面積調査書など、宰判内の民政に関する文書・記録が中核です。他宰判の勘場文書がまとまって伝来していない中で、本文書・記録群は当該期の勘場文書を知る上で貴重なものとなっています。
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