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紙本墨画淡彩西行像並びに西行歌書
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一般郷土史料貴重6
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大内氏家臣井上主水(箱書・帙書)
冊1
右手に数珠を持ち、左手でそれを支えて結跏趺坐(けつかふざ)する歌人の西行(1118~90)の像とされる。箱書きと帙には、大内氏家臣井上主水が書き、大内氏の連歌堂に掲げられていたものと記されるが、井上主水なる人物は不明で、史実であったかは定かではない。台紙に金箔の痕跡が認められるが、残念ながら歌書(「山さとに」)とともに損傷が著しい(2009年「軸物類アーカイブズ展」解説)。