村田清風財政改革献言

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11政理125

(天保9年[1838])

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天保改革に際しての村田清風献言書。天保9年村田清風が藩主毛利敬親の命を承けて、天保財政改革の重任を負うた時にまずその基本目標を要記したもので「天保巳(4年)の歳於江戸米たくわへ之事、御仕組大目途、当戌(天保9)年御借銀利且納並御臨時銀其外御返済方払請払差引、御返済米銀請払積、御臨時高書抜」など財政改革に関する献言書が多い。奥書に「清風翁直筆ノ此原本先年ヨリ密局ノ御什書内ニ納メ居シガ清風ノ実嗣大津唯雪(前村田次郎三郎後変姓大津四郎右衛門又唯雪去明治十六年ヨリ当編輯掛ヨリ出役)父ノ真筆ヲ慕好同居納得ノ上原本ヲハ自家ニ伝ヘテ此写ヲ代テ密局エ納ム明治十七年ナリ」とある。「村田清風全集上巻」所収。