〔大島郡才判〕御普請書記録

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50御普請1

嘉永元年[1848]

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普請は土木・建築の意で、普請所は対象の物件、あるいは場所であり、経費の負担区分によって、（1)臨時御普請所、（2)御代官所御仕渡普請所、（3)地下役普請所の3がある。（1)は重要度の高い藩費直轄普請、（2)は宰判の大小により毎年40～60石の経費米を配当し、その範囲内で代官役に委任するもの、(3)は村々の負担として、庄屋・畔頭や百姓中の協議で行うものである。正徳三年諸郡の普請所を検分して負担区分を定め、明和元年再調査して組み替え、さらに嘉永元年に再検討して作った台帳である。50御普請1～19がこれであり、その他もほぼこれに類する。