〔百姓〕御仕置帳

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51罪科190

天保2年[1831]～天保3年[1832]

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天保2年7月、山口宰判小鯖村皮番所における牛馬皮改めに端を発し、三田尻の打ちこわしから、ついに防長諸郡に伝播した大百姓一揆に関する藩府の吟味断罪の記録。上冊は諸郡百姓騒立一件ニ付諸役人出張諸沙汰其外、聞合書、御窮方被仰渡其外諸沙汰、連出沙汰、覚書、人数付、中冊は口書、下冊は寄書判断御裁許共（誅伐・永寵舎以下)、御代官其外口上書並判断御裁許共、御目付其外一件懸リ之面々拝領銀其外、美祢郡大庄屋伊藤半右衛門藤井助市事、御咎者病死申出。関連史料に、9諸省のうち、173諸郡百姓騒動一件録（郡方)、174諸郡百姓騒動日記（御目付所)、175騒動一件諸沙汰御用状控、176騒動一件渡辺小五郎取登之控、177百訴一揆ニ付井原其外演説覚などがある。