山口県文書館

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標題

分限帳

分類

藩政文書  >  毛利家文庫  >  52給禄

請求番号

52給禄50

年代

宝暦2年[1752]~宝暦13年[1763]

作成・受取

数量

17

内容

宝暦9年正月改分限帳に「宝暦九卯正月より一三未ノ一二月晦日迄分限帳」の副題があり、宝暦検地による筆並変更事項を記す。宝暦11年から13年にかけて行なわれた宝暦検地は、給領高増加分の6割を蔵入地に、4割を給主知行高に加えた。これに伴ない分限帳改めが行なわれたが、加増分本知引加に際する仕法は、同書奥書に(1)切銭の場合はそのまま、(2)百石以上の扶持方取は扶持方取から四ツ成の浮米高、九九石以下の給主は「有懸り之御扶持方ニ而四ツ成高ニ直シ勘渡」(3)百石以下扶持方取の給主のうち、浮米替を願うものは根帳調替の時であれば承認、(4)百石以下扶持方給主のうち、今度の加増で百石以上を給与される者は、扶持方給与から浮米高給与、(5)切米、心付米、永々米、人足切米、納舛とも四ツ成にして名目浮米高、(6)俵子取は俵子何俵を高何石と直し高表示、(7)心付金銀、永々銀の類は四ツ成にして浮米高給与、(8)切米、心付米、俵子など一筆の名目で給与されているものは、今度、高取りとなり分限帳に書入れるとある。

摘要