干城隊告諭書写

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68諸隊一件1

慶応元年[1865]～慶応3年[1867]

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慶応元年正月、藩論対立の危機に当たり、諸士が結束して選鋒隊と諸隊の間を調停し、鎮静会議員といい、同年三月干城隊の名を賜うた。本隊に浩武・衝撃・集英・鍾秀・酬恩・致人・多治比・亀山の諸隊が付属したが、同三年正月干城隊の名称を廃して散兵中隊といい、十月さらに復興して干城中隊と称した。この書は藩主敬親公が慶応元年二月十五日と五月二十六日に干城隊士へ告諭された御書二箱を、同三年二月に隊号廃止に当って隊士から山口明倫館頭人座へ引渡した時の一件書の写。