御初入国一事　付御国廻事

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6巡見1

貞享元年[1684]

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藩主の家督襲封は将軍家の認証を要するが、江戸でこのことが落着して初めて帰国するのが初入国であり、ついで国内の初巡撫を行なうのが例である。これには自から規式があるが、本書は四代藩主吉就の貞享元年初入国と国廻りの記録。