山口県文書館

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標題

検地帳

分類

藩政文書  >  毛利家文庫  >  11政理

請求番号

11政理2

年代

作成・受取

数量

8

内容

(1)検地帳簿付立 正徳3年差出しの慶長5年・同15年・寛永2年の各検地関係帳簿の付立、及び宝永3年差出しの寛永2年検地を中心とする関係帳簿の員数付立の両者を収む。 (2)(3)兼重蔵田御検地帳 周防国・長門国 慶長5年、毛利氏防長二州一円知行に当り、兼重和泉守・蔵田与三兵衛尉奉命の検地帳。国別・郡別・村別の総高、田畠反別、物成高を掲ぐ。二州総高29万8480石2斗3合。 (4)(5)三井蔵田御検地帳 周防国・長門国 慶長12年から同15年にかけて三井但馬守・蔵田与三兵衛尉奉命の「慶長検地」の村別高帳。田畠反別、同石高、百姓屋敷数、市町屋敷数、浦屋敷数、同上反別と石高、小物成高、浦浮役高、塩浜高、以上合計高を掲ぐ。二州総高53万9286石7斗8升5合。これが朱印高(公称高)36万9411石3斗1升5合算定の基礎となる。検地の村帳で遺存のものは、徳山藩分封に当って本藩から引渡しのものだけで、現今徳山毛利家文書として館蔵。 (6)再検郡一紙 前掲慶長検地における郡別集計内訳高。 (7)(8)熊野概周防国村一紙 長門国村一紙 元和7年熊野藤兵衛が命を受け、寛永元年に至る4ヶ年の平均実収貢租を五ツ成高によって石高を算定し、寛永2年に完了した「寛永検地」の村別明細帳で、内容の編成は前掲「慶長検地」と同様。塩浜反別も掲ぐ。但し長府支藩領の村別明細を欠く。二州総高65万8299石余。本書は明暦元年粟屋半左衛門が書き整えたものの写。11政理296は本書の原本。検地の村帳は前掲慶長検地帳と同様に徳山藩領の部分(写)が徳山毛利家文書の中に遺存する。なお寛永検地による家臣の総知行替については11政理6「給領御配郡別石高名付付立」参照。

摘要