元就公記　天・地・人

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14軍記1

(寛政9年[1797]写)

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大永3年宗家襲封より元亀2年伯耆合戦に至る毛利元就一代記。巻頭に「糸賀外衛先祖之認置旧記之由にて此書之厳島御陣之初迄を記す半物を3冊にして古へより持伝る之由候、其書之序如此、尤何某之記たると云事も分明ならされとも為見合計写置候事」とあるが、実は松岡三郎兵衛尉頼利が書留めた「松岡覚書」(16叢書1番参照)と同本である。なお別に外題に「吉田もの語」、中題に「元就公」とする10冊本(図書館収集本)も、実は松岡覚書であって江戸初期の善本。