老翁物語　上・下(一名、小田覚書)(柿並蔵書の印あり)

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16叢書53

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岩国吉川家の二宮覚書・森脇覚書と、萩の岌円覚書の三覚書を基とし、他に故老の聞書及び古文書類をも参考して小田木工允が元就・隆元・輝元三代の事蹟を編輯したもの。この分は前項の小田木工允覚書に続く巻次で、上巻四十六項目、下巻六十三項目に分けられている。下巻の奥書に「寛永元年二月五日小田木工丞験之　佐々部若狭守元茂」とある。