- 標題
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閥閲抄
- 分類
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藩政文書 > 毛利家文庫 > 22諸臣
- 請求番号
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22諸臣13
- 年代
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- 作成・受取
- 数量
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6
- 内容
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「閥閲録」に収録された諸士の家譜に準拠して、各家別の略系抄記したもの。一門寄組六十四家、益田組十八家、国司志道組五十八家、梨羽組五十三家、根来組六十家、榎本組六十二家、児玉組四十七家、口羽組六十三家、桂組五十九家、柳沢組五十家、宍戸組六十三家、村上両組廿八家、遠近付廿九組、医師十一家、絵師二家、役者三家、寺社組三家、無給通四八家、膳夫五家、供歩行五家、地方歩行四家、三十人役六家のものよりなる。 「閥閲録」は享保5年永田政純が藩命を奉じて藩内諸家伝来の文書を調査し、5年有余の日子を費やし同10年に完成した文書集。目録1冊、本編203冊から成り、前述の如く家分けに編集し、最後に陪臣及び農商所伝のものも収む。また略譜を添えたものもある。調査に当っては諸家から原本の形式によって録上せしめ、主要のものは政純からこれを鑑査し、これに基いて編集したもので、文書の原形式も窺知できる。所収の文書は元就を中心とする毛利氏戦国期の頃のものが主であるが、鎌倉・室町時代のもの及び藩政初期のものも含み、毛利氏の譜代及び帰服した中四国の諸旧族の閥閲録を知るべき基本文献。この「閥閲録」の姉妹篇と見るべき同時代の編に「寺社証文」と題し、防長両国の大社名刹所伝の文書集卅1冊がある。両者共に廃藩後山口県庁に伝来のものを館蔵する。なお「閥閲録」編修に当り諸家からの書き出しは毛利家文庫に収む。
- 摘要