佐世宗孚書案

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22諸臣32

慶長14年[1609]

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奥書に「慶長十三年五月廿六日、佐世与三左衛門入道宗孚、大久保石見守殿ノ内、戸田藤左衛門尉殿」とある。石見銀山奉行大久保の家臣戸田藤左衛門宛の書状案文であって、毛利氏中国八ヶ国知行下の蔵人代官など要職にあった宗孚(佐世元嘉)が、防長両国減封後の政情を訴えたもので、石見鉱山の採銀高、慶長5年収納の6ヶ国分の物成返弁、慶長検地の経緯について述ぶ。