山口県文書館

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標題

長府御領砂糖製作一件

分類

藩政文書  >  毛利家文庫  >  24末家

請求番号

24末家17

年代

宝暦6年[1756]

作成・受取

数量

3

内容

宝暦6年長府藩領豊浦郡安岡浦の製糖一件記録。安岡浦製糖は儒医永富独嘯庵が支那伝来の技術を習得して、兄弟と共同して企業化したものであるが、当初幕府並びに宗藩への届けを怠ったため、幕府から唐物抜荷の疑を受け、きびしい詮議の後、関係老臣以下が罰せられている。本書はそのてん末の外に製糖伝習のため、幕府吹上奉行支配岡田丈助等の安岡派遣、甘蔗植付株数、甘蔗腐損、製糖開始、安岡砂糖大阪売弘の交渉、同大阪輸送、甘蔗御用につき江戸輸送など、純然たる製糖関係の事項が多い。

摘要