吉川家証文

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25吉川事14

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(永田家蔵の印あり） 本藩の史官永田政純の編纂になるもので、1巻は正治2年藤原経兼の播磨国福井庄地頭職補任から南北朝・戦国期より関か原にいたる間の吉川家に関する編年史。2巻は天文年代の起請文、天正19年の知行方目録、寛永11年の吉川家由緒書などの写。3巻は秀吉朱印状、中納言(家康）様エ申上候条数案、関か原戦和談状、慶長17吉見毛利家再興に関するものなど。4巻は万治元年12月吉川広正の口上書、関か原戦和睦の経緯についての「宗瑞様エ広家申上書物之写」、慶安4年宗藩主毛利綱広の家督に際しての吉川広正の口上書である「先年於江戸上申候書物之写」を収録する。