- 標題
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[小早川]秀包家記
- 分類
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藩政文書 > 毛利家文庫 > 26小早川事
- 請求番号
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26小早川事10
- 年代
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- 作成・受取
- 数量
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1
- 内容
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(永田家蔵の印あり) 毛利元就九男秀包の一代記。秀包は初め備後国の大田秀綱の遺跡を継ぎ、後異母兄小早川隆景の養子となり、天正17年隆景が秀秋を養嗣子とするに及び、別に一家を立て、筑前久留米13万石の大名として独立した。関ヶ原役後改易されて毛利家に身を寄せ翌年病歿、その子元鎮の代に一門に取り立てられた。本書は巻頭に「弘元公以来御系図大概」を掲げ、「久留米侍従従四位下行兼羽柴豊臣秀包朝臣家記」と題して、秀包出生の永禄10年から慶長6年歿までの事蹟を詳述したもの。奥書に「右一冊之趣近年内藤三右衛門尉先白井彦右衛門尉物語承証拠正敷事書留、伊賀様小早川式部様御両公入上覧、且此外雖為承及事多不分明、則実皆依為妄語不能記文字、かなつかひ無穿議耳、為後世書焉之 正保弐年三月日」とある。本書は永田政純が白井彦右衛門所蔵の原本を借りて書写させたもので随所に自筆の朱註を加えている。これについて政純は自筆の朱書の奥書で「右ノ一冊毛利伊賀元鎮小早川式部能久披見ノ後、相違ノ処能久以自筆ハネ紙ニ書付有之候、ハネ紙ニテハ為後年不宜故朱ニテ書入置候也、右刎紙有之本書ハ白井彦右衛門ヨリ借写者也」と断っている。
- 摘要