山代温故録

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30地誌40

安永6年[1777]

小幡正蔵

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山代地方の故事沿革を記したもので、内容は山代名義・六郷七畑・五カ村八カ村・河内大明神・楮・紙・官廨・三休禅師・三老・山代盛衰に分かれ、付録に大永記録・竹田正虎記録がある。大永記録には大永3年秋の十三ケ村の検地高が記載されている。2冊の内1本には更に「県令伝記」を付載し、慶長以降文政年間に至る歴代の代官役の氏名及び任免年月を誌す。