資料小展示 - 令和6年度
第7回資料小展示 藩の文書記録を管理する(1)~萩藩士渡辺平吉の仕事~
江戸中期以降、萩藩の各役所では、過去の膨大な文書記録の管理が課題となります。整理をし文書目録を作成する、あるいは、さまざまな形での検索手段を整備するといった仕事が求められていきます。萩藩士渡辺平吉は、そのような仕事を任された役人のひとりでした。19世紀前半期、萩藩当職所の文書管理業務を担当した彼の仕事ぶりを紹介します。
- 会期
- 令和6年9月28日(土)~10月30日(水)
- 閉館日
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第6回資料小展示 近代山口の雲谷庵の活用
雪舟のアトリエとして知られる雲谷庵は、江戸時代には雪舟流を称する雲谷派のシンボルとして受け継がれてきました。いつしか廃絶してしまった雲谷庵は、明治17年に萩藩士・近藤清石らを発起人として有志により再建されることとなります。
再建された雲谷庵は、現在、「雲谷庵跡」(山口市指定文化財)の名称で山口市天花にたたずんでいます。雪舟のアトリエとしての歴史を終え、雲谷派によって受け継がれてきた雲谷庵は、明治の再建以降、どのような歴史を歩んできたのでしょうか。
- 会期
- 令和6年8月31日(土)~9月26日(木)
- 閉館日
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第5回資料小展示 アメリカアリタ草の栽培
戦後、間もない時期の山口県内では、寄生虫を駆除する薬の原料であるアメリカアリタ草の栽培が推奨されました。この薬用作物の栽培には、どのような期待が込められていたのでしょうか。アメリカアリタ草と山口県の関係を示す資料を紹介します。
- 会期
- 令和6年8月1日(木)~8月29日(木)
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(県庁戦後A衛生部147)
第4回資料小展示 県広報誌に見る昭和75年(西暦2000年)の山口県未来予想
県が発行する広報誌は、わたしたちにとって身近な存在で、県政の「今」を県民にわかりやすく伝えてくれています。当館では、行政が発行した広報誌などの刊行物を「行政資料」として大切に保存しています。県政を県民にわかりやすく伝えたかつての広報誌は、現在のわたしたちにとっても、当時の社会の様子を生き生きと物語ってくれる貴重な資料となっています。今回の展示では、昭和75年(西暦2000年)の山口県の未来予想が描かれた、昭和44年と昭和62年の広報誌を紹介します。当時、どのような夢や希望が未来に託されていたのか、西暦2000年から四半世紀が過ぎようとする今、振り返ってみましょう。
- 会期
- 令和6年6月29日(土)~7月30日(火)
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第3回資料小展示 「天気」の見舞い
藩や大名に関係する江戸時代の日記を見ていると、交流の一端として、見舞いを行っている記事をよく目にします。
病気に罹った際などが好例です。日記の書き手が自ら患者のもとへ足を運んだり、使者を派遣するなど、その時の様子が窺えます。
天気に注目してみると、徳山毛利家文庫の中に2つの見舞いの事例がありましたので紹介します。
- 会期
- 令和6年6月1日(土)~6月27日(木)
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第2回資料小展示 防長と『源氏物語』
現在、大河ドラマでも注目されている『源氏物語』。1000年以上読み継がれてきた物語は、物語そのものだけでなく、注釈書や逸話、名所など、さまざまなものを生み出しました。
当館にも、『源氏物語』に関連する資料は伝わっています。それらをとおして、防長の人々が『源氏物語』をどう受け止めて来たのか、『源氏物語』をとおして何を見てきたのかを覗いてみましょう。
- 会期
- 令和6年4月27日(土)~5月30日(木)
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(近藤清石文庫12)
第1回資料小展示 萩藩一門右田毛利家と文書の色
江戸時代、萩藩では公用紙として「黄紙(きがみ)」を用いました。
最上級家臣である一門八家の家中でも、公用紙として色紙を用いる例があり、宍戸家・吉敷毛利家・大野毛利家、益田家などは赤紙を用いました。これに対し右田毛利家の場合、薄墨色の紙を用いています。家により用いる紙の色に違いがあったのです。今月は、右田毛利家が用いた薄墨色の文書を紹介します。
- 会期
- 令和6年3月30日(土)~4月25日(木)
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