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文書群名 | 松原家文書(さいたま市) |
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分類 | 諸家文書> 松原家文書(さいたま市) |
点数 | 581 |
伝来地 | - |
目録内容 | 閲覧室目録 |
組織歴・履歴 | 松原家は、中世、大内家に仕え山代本郷を本拠とする地侍として活動したが、天文23年(1554)の「防芸引分」を契機に毛利氏に属した。江戸時代には、萩藩が山代統治のため設置した「山代三老」の一家として活躍する。18世紀中期の山代三老廃止後、松原家は、萩藩無給通士として各種役職に就任した。幕末〜明治期の当主藤雄は、松原家自身の歴史のほか、様々な歴史に関する事柄について調査研究を行っている。また、近藤清石とも交友があり、明治10〜20年代には「雲谷庵歌集」を継続的に出版している。 |
内容 | 文書群は、【1】中世、山代地侍としての活動に係るもの、【2】近世前期、山代三老としての活動に係るもの、【3】近世中後期、萩藩士としての活動に係るもの、【4】近世〜明治期の家の活動に係るもの、からなる。【4】には松原藤雄の歴史調査、文芸活動に係る文書がまとまって残る。 諸隊の袖印(NO.413、416、417)あり。古瓦(NO.415)は近藤清石から贈られたもので、平等院鳳凰堂の修理(寛文5年)の際に持ち帰ったと伝えられる。平成24・29年度追加あり。 |
論文・翻刻 | ▼『萩藩閥閲録』巻147 松原貞右衛門 ▼毛利家文庫「譜録」松原彦右衛門 ▼布引敏雄「戦国大名毛利氏と地下人一揆」(『山口県文書館研究紀要』2 1973) ▼小川國治「萩藩の郷村支配と『老』」(『瀬戸内海地域史研究』第2輯 1989) ▼田中誠二『萩藩財政史の研究』(塙書房 2013) ■『山口県史』史料編中世4(2008) ■『山口県史』史料編近世7(2014) ■『新修福岡市史』資料編中世2(2014) |
関係地域 | 本郷村 |
キーワード | 大内家臣/毛利家臣/萩藩士(山代三老/無給通) |
文書の年代 | 中世(応仁元年)〜明治30年代 |