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- 文書群名
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宍戸家文書(山口市)
 - 分類
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諸家文書 > 宍戸家文書(山口市)
 - 点数
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119
 - 伝来地
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 - 目録内容
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閲覧室目録
 - 組織歴・履歴
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宍戸家は源姓。常陸国茨城郡宍戸(現,茨城県笠間市)を本貫とする。中世には安芸国高田郡甲立(現,広島県安芸高田市)を本拠とした国人領主。戦国期に毛利家と婚姻関係を結んでからは,同家との強い結びつきの下に活動。関ヶ原合戦後は毛利家と共に防長へ移住した。 近世の宍戸家には毛利家一門八家筆頭の宍戸家から分かれた家が複数あるが,この宍戸家は,宍戸広匡の三男就方に始まる。禄高は1,063石余で,萩藩寄組に属し,幕末期の元誠は「老中」を務めた。幕末期の宍戸一門における家格は,毛利家一門筆頭の宍戸家に次いだと思われる。「譜録」し29宍戸彦左衛門房長(宍戸音門元誠)家がこの家に当たる。
 - 内容
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宍戸家が,(1)幕末期に萩藩士として活動したことにより作成・授受された文書群,(2)明治期以降に「家」としての活動により作成・授受された文書群,(3) 近世〜近代に収集した書籍,とに大別される。(1)には,萩藩主の毛利敬親から各地の警備を命じられた書状などが含まれる。また,大典記念山口県立教育博物館(現,山口県立山口博物館)に寄託されたことがある,毛利敬親や毛利元徳揮毫の書(?112,113)が含まれているのが注目される。これらは,昭和10年(1935)10月に開催された愛国婦人会山口県支部の第3回総会において,総裁の東伏見宮依仁親王妃周子の台覧に供せられた。(3)は,数量的に本文書群の大部分を占めており,和歌全集,正徳年間の謡本,輿地誌略といった地理書,主に明治以降の各種教科書,囲碁書,四書五経等々,多様な内容からなる。 令和元年度に追加あり。
 - 論文・翻刻
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▼樹下明紀・田村哲夫編『萩藩給禄帳』(マツノ書店,1984年) ▼石川敦彦『萩藩職役人名辞典』(石川敦彦,2010年)
 - 関係地域
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 - キーワード
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萩藩士(寄組)/書籍
 - 文書の年代
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元禄4年(1691)〜大正10(1921)