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文書群名

能美家文書

分類

諸家文書  >  能美家文書

点数

110

伝来地

目録内容

閲覧室目録

組織歴・履歴

能美家は,平姓で安芸国能美荘(現,広島県江田島市)の開発領主の系譜をひく家。荘官として能美荘で勢力を伸ばし,武士化した。遅くとも15世紀半ば頃までには,安芸国の島嶼部に強い影響力を持っていた大内氏の傘下に入っており,付近の呉・蒲刈の武士団と共に「三ヶ島衆」と呼ばれた水軍として活動した。宣通(〜永禄10年〈1567〉)の代から毛利氏に仕えたといい,永禄年間には,毛利氏から山口に屋敷地,吉敷郡宮野に給地を与えられている。  江戸時代には,萩藩大組士として活動し,幕末期の禄高は75石であった。  江戸時代初期の当主宣仍(宣通から数えて2代目)は,検地業務に携わったことが知られ,また,のちの阿武郡代官に近い役職を務めた時期があり,郡内の置兵糧米徴収業務などを担ったことが知られる。江戸時代初期に藩財政を担った佐世元嘉との関わりも深い。  3代宣古は当島代官,4代宣勝は瀬戸崎浦究役を務めている。  幕末期,10代当主平吾は奇兵隊司令を務め戦功を上げたが,明治元年,転戦先の越後国赤坂峠の戦いで負傷し,7月柏崎病院で死去した(26才)。のち明治35年に贈従五位。 なお,『萩藩閥閲録』巻70能美三郎左衛門(「譜録」の37能美太郎右衛門宣久)家がこの家にあたる。

内容

文書群は,以下のように大別される。 (1)安芸国能美荘の荘官や在地領主としての活動に関わる文書。(2)戦国期,毛利氏家臣としての活動に関わる文書。(3)江戸時代,萩藩士としての活動に関わる文書。(4)明治〜昭和期,能美家の家としての活動に関わる文書。 なお(4)には,大日本国防婦人会東淀川区支部(大阪府)に関する文書が含まれる。 令和4年度、文書箱2点含む3点追加。

論文・翻刻

▼『広島県史』中世 通史2 ▼『近世防長人名辞典』「能美平吾」の項。 ▼山崎一郎「萩藩士家における御判物・御証文の保存と管理」(国文学研究資料館編『アーカイブズの構造認識と編成記述』 2014)

関係地域

萩市/広島県/大阪府

キーワード

能美庄(安芸国)/毛利氏家臣/萩藩士(大組)/大日本国防婦人会

文書の年代

嘉禎2年(1236)〜昭和47年(1972)

選択中文書群名

能美家文書

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