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文書群名 小山家文書
分類 諸家文書> 小山家文書
点数 346
伝来地 周南市
目録内容 閲覧室目録
組織歴・履歴 小山家は、かつて周南市福川(旧都濃郡福川村、のち福川町)に屋敷を構え、明治から昭和7年(1932)まで材木店(小山材木店)を営んでいた。また、明治40年(1907)には小山良蔵が福川村会議員に当選している(NO101「記録」)。/良蔵二男の良雄(1908-45)は、昭和7年(1932)広島文理大学卒業後、同年より鹿児島県立大島中学校に教諭として赴任し、昭和12年(1937)からは平壌師範学校教諭に転任した。しかし、昭和13年、軍に召集され中国の戦地に赴いた。のち除隊となり、昭和17年(1942)には佐賀県立小城高等女学校に勤務したが、再び召集され、昭和20年(1945)4月、ボルネオで戦死した(軍曹)。
内容 文書群は、明治〜大正期の小山材木店の活動に関わるもの(項目名「1.小山材木店」)、昭和戦前〜戦中期における小山良雄の活動に関わるもの(同「2.小山良雄」)、明治〜昭和20年代までの小山家家政に関わるもの(同「3.家政諸事」)、図書類(同「4.図書類」)に大別される。 「1.小山材木店」は商売関係の帳簿類で構成される。「2.小山良雄」は、同氏の教師および陸軍兵士としての活動に関わるものからなる。前者は、平壌師範学校に関する資料がかなり残されていることがひとつの特長で、そのほか、佐賀県立小城高等女学校の「昭和十八年度学校防空計画書」(NO46)も注目される。後者には数多くの出征旗が含まれる。「3.家政諸事」では、家政関係の記録が残るほか、戦後直後の山口県発行「木炭購入通帳」(NO110)もある。「4.図書類」には、内閣情報局発行の「写真週報」が連続して大量に残されているほか、昭和19年山口県警防課発行の「救護の手引き」(NO252)は、当館所蔵の県行政資料にもなかったもの。/令和2年度83点追加。
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文書の年代 明治5年(1872)〜昭和25年(1950)

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