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- 文書群名
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井原家文書
- 分類
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諸家文書 > 井原家文書
- 点数
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223
- 伝来地
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大阪府大阪市
- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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井原家は、江戸時代、萩藩の大組士として活動した家。江戸時代初期(慶長年間)に当職を務めた井原元歳の悴・元良の次男就尚が別家して一家をなす。天保2年(1831)の天保一揆時、一揆勢鎮撫のため阿武郡地域に派遣された井原歳頼はこの家の人物。また、天保4〜6年には萩町奉行を務める。幕末期、小次郎が干城隊に加わり各地に転戦するが、明治2年に越後国柏崎で亡くなっている。
- 内容
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江戸時代の武家として活動に係る文書、および明治期の家の活動に係る文書で構成される。『閥閲録』巻30収録文書の原本を含む。江戸時代の文書としては、萩藩加判衆連署奉書類、藩へ提出した「譜録」の控、町奉行役に係わるもの、給地支配に関わるもの、武芸の免状類などがある。 「秘鑑」(NO.80)は、天保一揆時、井原歳頼が阿武郡地域に派遣された際の状況を記録したもの。天保一揆時に阿武郡へ派遣された井原歳頼が作成した報告書としては、毛利家文庫「百姓一揆ニ付井原其外演説書」(9諸省177)が著名だが、「秘鑑」はその原本にあたるものと推測され、豊富な内容をもつ。
- 論文・翻刻
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▼『萩藩閥閲録』巻30井原五郎左衛門 ▼「譜録」い68井原勘右衛門就歳 ■『山口県史』史料編幕末維新1(2002) ■『山口県史』史料編近世5(2010)
- 関係地域
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萩市
- キーワード
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萩藩士(大組)/萩町奉行
- 文書の年代
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近世〈慶長14〉〜大正12