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- 文書群名
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佐藤家文書
- 分類
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諸家文書 > 佐藤家文書
- 点数
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600
- 伝来地
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田布施町
- 目録内容
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『諸家文書目録』5
- 組織歴・履歴
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佐藤家は、萩藩士(無給通・一代遠近付)の家で、「注進案」には上関宰判上田布施村の在郷住宅士として名がみえる。「佐藤寛作手控」の著者で、幕末期の民政官として有名な佐藤寛作を輩出した家として著名。寛作は、江戸時代、郡奉行所本締役、相模国御備場預地都合役本締役、銅山頭人、奥阿武郡鉱山検使などを務め、幕末期には、占領地である豊前国企救郡代官を務める。明治以降は、浜田県権令、島根県令などを務めるが、明治11年、官を辞して田布施に閑居した。息子の栄吉は、上田布施村会議長などを務める。
- 内容
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家の活動に関わる文書のほか、江戸時代から明治期において上記諸役を務めたことに係る文書で構成されている。和漢書類を多数含む点も特徴。
- 論文・翻刻
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▼井上勝生『幕末維新政治史の研究』(塙書房、1994) ▼文書館ニュース27(1993) ▼『山口県文書館諸家文書目録』5「解説」(1998) ▼「山口県文書館所蔵 アーカイブズガイド―学校教育編―」(web版) ■山口県地方史学会編『佐藤寛作手控』(1975)
- 関係地域
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田布施町/県外(島根県・福岡県)
- キーワード
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萩藩士(無給通・一代遠近付・郡奉行所本締役・豊前国企救郡代官)/浜田県権令・島根県令/村会議員・議長(上田布施村)
- 文書の年代
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近世〜明治前半頃