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- 文書群名
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山県家文書
- 分類
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諸家文書 > 山県家文書
- 点数
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338
- 伝来地
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下関市豊北町
- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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山県家は、江戸時代、萩藩一門阿川毛利家の家老として活動した家。同家は、阿川毛利家初代・元氏(吉川元春次男)が、安芸国山県郡新庄の火野山城(「氷の山三之曲輪」)で部屋住であった時、吉川元春の命により元氏の家臣となったと伝える。同様に元氏に付けられた家は17家あり、これを阿川毛利家中における「譜代」と呼ぶ。山県家は、阿川毛利家中における最上級の家格である家老(三家)のひとつであり、家中において加判役などを勤めた。明治初期の禄高は123石余。
- 内容
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江戸時代から明治初期において山県家が阿川毛利家家臣として活動したことに関わって作成、授受された文書で構成される。阿川毛利家家中に関する文書が多くあり、阿川毛利家文書が散逸している現在、同家のことを知りうる貴重な文書群。その内容は、阿川毛利家および山県家の系譜・由緒に関わる文書、阿川毛利家家中の各家臣の系譜に関わる文書、阿川毛利家中の法令、通達類、幕末期関係(相州警備、四境戦争等)の文書、阿川川毛利家当主の書状や加判役奉書などがある。このほか、明治3〜7年の山口県の通達類が「山口県諸沙汰記」としてまとめられている点も注目される。
- 論文・翻刻
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▼『豊北町史』(豊北町 1972)
- 関係地域
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下関市豊北町
- キーワード
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陪臣(萩藩阿川毛利家臣)
- 文書の年代
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元和1年[1615]〜明治7年[1874]