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文書群名

清川家文書

分類

諸家文書  >  清川家文書

点数

207

伝来地

目録内容

閲覧室目録

組織歴・履歴

清川家は山口市小鯖住。清川小三郎が明治32年〜大正6年(1899〜1917)に小鯖村の区長を務めており,明治37年(1904)4月には小鯖村村会議員に当選している。続く忠雄は,明治〜昭和戦前期に内務省の技師として主に県外で活動した人物。判明する限り,明治30〜大正5年には利根川改修工事に携わっており,富士川下流事務所に勤務していた時期がある。敏輔は昭和19年に軍需省軍需管理官となり,戦後は中国地方商工局地方技官や山口地方監察局次長等を務めた。

内容

文書群は,(1)小鯖村鳴瀧組住人としての活動に関わるものと,(2)清川家の家としての活動に関わるものに大別される。(1)は,幕末期の滑山一件懸り合に関するものが最も古く,その他には明治17年の道路工事に関わるものなどで構成される。(2)は,明治〜昭和30年代のもので構成される。土地・家計に関わるもののほか,教育・学校・文化活動に関わるものなどを含む。記録類では,明治期の小鯖村周辺の出来事を書き留めた「清川記録帳」(No75)が注目される。また,「広島営所より山口出張一件覚書」(No76)は萩の乱に関する記録と推測される。このほか,代々当主が小鯖村役場から受け取った通知類や役場への提出書類,清川忠雄の陸軍関係書類などがあり,これらは「当主関係書類等」に収めた。写真類には,忠雄が携わった明治30〜大正5年の利根川改修工事に関するもの,富士川下流事務所の事業に関わるものなど,東日本での工事に関する写真が数多く含まれる。県内関係でも昭和8年の山口〜小郡間国道のアスファルト工事に関する写真を含む。

論文・翻刻

関係地域

山口市小鯖

キーワード

周防国吉敷郡小鯖村/内務省技師

文書の年代

幕末期〜昭和33年

選択中文書群名

清川家文書

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