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- 文書群名
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内藤家文書(神奈川県)
- 分類
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諸家文書 > 内藤家文書(神奈川県)
- 点数
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377
- 伝来地
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- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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内藤家は、戦国大名毛利氏の家臣内藤元栄を祖とする。元栄は、安芸国中郡(なかごおり)衆内藤家の庶子家の出身で、実務官僚として毛利氏に重用された人物として知られている。 江戸時代の内藤家は、萩藩の寄組士として活動した。幕末安政期における禄高は1,049石余で、奥阿武宰判地(じ)福(ふく)村(現山口市阿東町地福)を中心に吉田宰判大嶺村(現美祢市)などに給地をもった。役職としては、3代就勝が寺社奉行を務めた後、その後の当主は、八組頭役、御手廻頭役、奏者番、御城代役などを務めた。 明治期、俊太郎が小野田セメント社長笠井順八の娘うめと結婚している。
- 内容
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元栄時代の文書として小早川隆景書状(NO.1)がある。 江戸時代、元勝〜親方代の文書としては、毛利氏判物類(藩主書状、安堵状、一字書出、官途書出)や加判衆の連署奉書などのほか、元文譜録の控など由緒・系譜に関わるものがある。また、幕末期の親方が収集したものとして、幕末維新の政治動向に関する文書記録類が多数残る点も特徴的。桜田門外の変に関する村田蔵六聞書(NO.73)、益田親施書状(NO.123)を含む。 内藤家家臣錦見氏に関する文書、閥閲録差出原本の控(NO.332)および「錦見家御奉書旧功書控」(NO.333)がある。
- 論文・翻刻
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▼『閥閲録』巻28内藤与三右衛門/『同』巻169内藤与三右衛門家来 ▼秋山伸隆『戦国大名毛利氏の研究』(吉川弘文館 1998) ▼『小野田セメント製造株式会社 創業五十年史』(1931)
- 関係地域
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萩
- キーワード
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毛利家家臣/萩藩士(寄組)
- 文書の年代
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中世〜明治