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- 文書群名
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寺戸家文書
- 分類
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諸家文書 > 寺戸家文書
- 点数
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31
- 伝来地
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- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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寺戸家は,永禄12年(1569)に大内輝弘によって攻撃された高嶺城に立て籠もって,内藤隆春から賞された寺戸対馬守を先祖に持つ。17世紀半ば以前に萩藩領前大津宰判瀬戸崎浦(現,長門市仙崎)に移住,質屋を営み,救恤米や当用銀等をたびたび献納して,同所の有力な町人となった。また,幕府上使の通行時には宿の世話をし,藩主が御国廻りや山狩りで瀬戸崎浦に滞在した際は,寺戸家の屋敷が本陣となっている。遅くとも19世紀初め頃からは,同地の浦庄屋や惣年寄,浦仕組方,鯨組仕与方頭取等々の諸役を務めている。
- 内容
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寺戸家が,江戸時代に萩藩領前大津宰判瀬戸崎浦において,浦庄屋や藩主滞在時の本陣等の諸役を務めたり,献金をしたことに対して,藩府が苗字唱や帯刀免許などの身分的特権を与えたことに関するものが大部分を占める。これ以外では,江戸時代から書き継がれた年忌帳,明治期の仙崎通村の耕地并宅地絵図,寺戸始吉が支配人を務めていた下関倉庫株式会社の大正〜昭和戦前期の辞令などがある。
- 論文・翻刻
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▼■『防長風土注進案』19 前大津宰判(山口県文書館,1962年)/『山口県史』史料編中世3(山口県,2004年)。
- 関係地域
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- キーワード
- 文書の年代
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元禄13年(1703)〜昭和17年(1942)