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- 文書群名
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佐川家文書(平生町佐合島)
- 分類
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諸家文書 > 佐川家文書(平生町佐合島)
- 点数
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7917
- 伝来地
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柳井市
- 目録内容
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『諸家文書目録』8〜9
- 組織歴・履歴
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佐川家は、熊毛郡佐合島(現在の平生町佐合島)に居を構え、同島の歴史において中心となる役割を果たしてきた家。本姓源氏で、江戸時代前期に萩藩領上関宰判佐合島の庄屋を、中期以降は畔頭を務めた。明治以降は佐賀村会議員、佐合島漁業組合長などを務め、昭和戦後期にいたるまで、一族で佐合島のあらゆる公共諸役を歴任した。
- 内容
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文書群は、江戸時代前期から近現代にいたる家の活動に関わるもののほか、江戸時代の佐合島庄屋・畔頭、近代以降の公職、佐合島諸役を務めたことに関わる文書で構成される。佐合島に関する最もまとまった文書群であるにとどまらず、周防部瀬戸内地域の社会・産業・経済を明らかにする上で不可欠な文書群のひとつ。 旧田万川町の旧家(江戸時代、給庄屋を務めた家)の文書が混在する。
- 論文・翻刻
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▼北川健「宝暦明和期以降の島田川口と室積浦」(『山口県地方史研究』23、1970) ▼小川國治『江戸幕府輸出海産物の研究』(吉川弘文館、1973) ▼荒居英次「長州藩における下請俵物商人の煎海鼠集荷(『山口県地方史研究』36、1976) ▼『平生町史』(平生町、1978) ▼岩橋勝「近世銭貨流通の実態−防長における銭匁遣いを中心として−」(『大阪大学経済学』35-4、1986) ▼藤重豊「近世平生鶴浜塩田の塩生産とその経営」(『山口県地方史研究』71、1994 ▼田中誠二『近世の検地と年貢』(塙書房、1996) ▼『平生町史』(1978) ▼『平生町史料目録』1・2集(1970・1972) ▼『山口県文書館諸家文書目録』8・9「解説」(2008〜09) ▼下向井紀彦「近世後期萩藩上関地域の頼母子に関する基礎的考察」(『史学研究』273、2011) ▼「山口県文書館所蔵 アーカイブズガイド―学校教育編―」(web版) ■『山口県史』史料編近世3(2001) ■『山口県史』史料編近世7(2014)
- 関係地域
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平生町
- キーワード
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庄屋・畔頭(上関宰判佐合島)/村会議員(佐賀村)/漁業組合長
- 文書の年代
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近世〜昭和30年代