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- 文書群名
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常栄寺文書
- 分類
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諸家文書 > 常栄寺文書
- 点数
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1249
- 伝来地
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山口市
- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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臨済宗東福寺派の寺院で,安芸国吉田に創建された毛利隆元の菩提寺。山号は香山。開山は,竺雲恵心(大照国師)。永禄7年(1564)十刹に列し,勅願道場として常栄広利禅師の勅額が下された。慶長年間に毛利氏の防長移封にともない,上宇野令の国清寺跡地(現在の洞春寺の所在地)に移り,国清寺の山号「香山」を踏襲した。幕末に,潮音寺と改称して宮野の現在地に移ったが,明治21年(1888)に常栄寺の寺号に復した。
- 内容
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大内氏や,毛利元就・隆元・輝元,開山竺雲恵心の文書などを表装して巻子にしたものをはじめ,足利・徳川両将軍家発給の「公帖」,恵心ほかの語録,禅門の法語のほか,由緒,絵図,江戸時代における各種の法要や寺院経営に関わる文書等,多岐にわたる。当館架蔵の寺院文書のなかでも、まとまった内容と数量を持つ文書群といえる。なお,常栄寺住職が,住職を兼帯していたことがある香積寺・金鼈院・国清寺・大照院などに関する文書も若干含まれる。/本文書群は,第1次整理分が昭和8年(1933)に山口県立山口図書館に寄託され,昭和34年(1959)に当館に移管された。第2次整理分及び第3次整理分は,平成28年(2016)に当館に寄託された。
- 論文・翻刻
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■『常栄寺史料』(常栄寺,1978年) ■「防長寺社証文」(『萩藩閥閲録』4所収,山口県文書館,1967年) ■『防長風土注進案』13(山口県文書館,1961年) ■『防長寺社由来』3(山口県文書館,1983年) ■『山口県史』史料編中世2(山口県,2001年) ■『山口県史』史料編中世3(山口県,2004年)
- 関係地域
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山口市
- キーワード
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寺院
- 文書の年代
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応永32年(1425)〜平成6年(2004)