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- 文書群名
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中村家文書
- 分類
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諸家文書 > 中村家文書
- 点数
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19
- 伝来地
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大阪府箕面市
- 目録内容
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『諸家文書目録』3
- 組織歴・履歴
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中村家は、先祖を伊予国河野氏とする由緒を持つ家で、江戸時代には萩藩奥山代宰判生見村に居を構え、享保期から幕末期まで藩の山代地手子を務めた。この家を含む生見村の中村諸家の歴史については、「遺漏」「地下上申」「注進案」の記述および『諸家文書目録』3の「解説」参照。
- 内容
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文書群には、豊臣秀吉朱印状(年未詳6月18日)および慶長2年「長州阿武郡紫福郷打渡坪付」、同「毛利秀元袖判打渡坪付」などの織豊期の文書が含まれる。これら文書が同家に伝来している理由は未詳。それ以外のものは、家としての活動に係る文書、山代地手子としての活動に係る文書に大別される。江戸時代後半期における山代紙の大坂への輸送に関する文書が数多く含まれる。
- 論文・翻刻
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▼『萩藩閥閲録遺漏』巻2の3山代生見村庄屋中村久兵衛書出 ▼『防長地下上申』一収録の「生見村中村玄貞由来」 ▼『防長風土注進案』奥山代宰判生見村 ▼『山口県文書館諸家文書目録』3「解説」(1996) ■『山口県史』史料編中世3(2004) ■『新修福岡市史』資料編中世2(2014)
- 関係地域
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美和町
- キーワード
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萩藩山代地手子
- 文書の年代
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中世〈慶長2〉〜明治5年