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- 文書群名
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村上家文書(柳井市)
- 分類
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諸家文書 > 村上家文書(柳井市)
- 点数
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171
- 伝来地
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柳井市
- 目録内容
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諸家文書目録4
- 組織歴・履歴
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村上家は,江戸時代に萩藩領上関宰判伊保庄村(現,柳井市)に居住して,同地の庄屋を務めたと推測される家。近代に入り,村上宇市は明治14年(1881)頃伊保庄村会議員を,その子信吉は明治39年(1906)9月〜明治43年(1900)10月に伊保庄村長を,明治44年(1911)10月〜大正3年(1914)に山口県会議員をそれぞれ務めたことが知られる。また,信吉の子・磐太郎は郷土史の研究に取り組み,『赤根武人の冤罪』等を著した。
- 内容
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村上家が(1)近世に伊保庄村庄屋などを務めたことに関わって授受・作成したと推測される文書,(2)明治以降に山口県会議員や伊保庄村会議員などを務めたことに関わって授受・作成した文書,(3)村上家の「家」の活動に関わって授受・作成した文書とに大別される。(2)は村上信吉の県議としての活動に係り残されたものが中心を占める。明治44年の県議会選挙に関する一件記録も含まれている。県議会関係以外には、大島商船、下関博愛盲唖学校、県農事試験場関係の文書がある。県会議員集合写真も残る。蔵書印「伊保庄村上文庫図書記」を持つものがまとまって含まれているが,「伊保庄村上文庫」の詳細は不明である。
- 論文・翻刻
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▼『山口県文書館諸家文書目録』4「解説」(1997) ■『山口県史』史料編近代2(2010)
- 関係地域
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柳井市
- キーワード
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庄屋/県会議員/村長/村会議員
- 文書の年代
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嘉永7年(1854)〜昭和29年(1927)