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- 文書群名
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安本家文書(下関市)
- 分類
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諸家文書 > 安本家文書(下関市)
- 点数
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98
- 伝来地
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下関市
- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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安本家は大正期に一家6名が農業移民としてブラジルに移住した歴史をもつ。
- 内容
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▽明治〜昭和戦前期における安本家の活動に関わるもので構成される。特筆すべきは、大正期におけるブラジル移民に関する文書が含まれている点で、渡航許可証、移民契約書、旅券など移民に係る一連の文書が残る。ほかには、明治期、山陽鉄道の厚狭・赤間関線路布設工事に際し安本家が土地提供をしたことに対する山陽鉄道の礼状、四国八十八ヵ寺からの勧誘状ほか諸々の広告類、絵はがきなどを含む。また、年代等は不明だが家族写真などもある。▽当館資料のうち、近代(大正〜昭和戦前期)における山口県の海外移民に関するものとしては、戦前期の県庁文書に、昭和2〜3年「海外協会・移住組合一件」(県庁戦前A農業338)、昭和9〜11年「移殖民一件」(左同339)などがある。また、諸家文書・佐川家文書(大島町)には、「防長海外協会一件録」(NO.264)、「山口県海外移住組合事業関係綴」(NO.1202)、「山口県海外移住組合移住者募集ポスター」(NO.313)などまとまった資料が残る。安本家文書は、移住民側に残されたまとまった資料として、当館では初めてのものである。
- 論文・翻刻
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▽『山口県史 史料編近代3』(山口県 平成27年)の第8章「移民・移住」
- 関係地域
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下関市/ブラジル
- キーワード
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ブラジル移民
- 文書の年代
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明治6年(1873)〜昭和17年(1942)