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- 文書群名
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嶋家文書
- 分類
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諸家文書 > 嶋家文書
- 点数
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42
- 伝来地
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- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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嶋家は,瀬戸内水軍として著名な村上氏の同族と伝える。戦国期は,三島村上氏の内で最大の勢力であった能島村上氏の家臣となり,江戸時代も引き続き村上氏に仕えた。明治期の嶋義基(初名順吾)は,医師の国家免許を得て大島郡伊保田村や愛媛県北伊予村等において開業した。その後,大島郡会議員や大島郡油田村の村会議員等も務めている。また嶋信夫は,同時期同村の助役であった。「閥閲録」巻169村上図書家来(嶋藤三郎)がこの家に当たる。
- 内容
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戦国期に能島村上氏の家臣として活動した嶋吉利に関わる文書や,嶋家の由緒を示す文書,明治期の嶋義基や嶋信夫の活動に関わる文書等からなる。特に戦国期の嶋吉利が備前の元太城に在城して阿波の三好氏を退けたことや,大友氏との交渉を担ったことを伝える文書(NO1・2)は著名で,関係自治体史の資料編や論文等でもたびたび掲載・引用されている。
- 論文・翻刻
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▽宮本常一『瀬戸内海の研究』1(1965年) ▽福川一徳「戦国期における伊予と豊後 −水軍をめぐる諸問題」(『瀬戸内社会の形成と展開』,1983年) ・福川一徳「『島家遺事』 −村上水軍島氏について−』(『瀬戸内海地域史研究紀要』2,1989年) ▽山内譲「備前児島と海賊衆」(『海賊と海上』,1997年) ▽金谷匡人『海賊たちの中世』(吉川弘文館,1998年)□『萩藩閥閲録』4(山口県文書館,1967年)□『愛媛県史』資料編古代・中世(愛媛県,1983年) □『大分県先哲叢書 大友宗麟資料集』1(大分県教育委員会,1993年)□『山口県史』史料編中世2(山口県,2001年)ほか。
- 関係地域
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- キーワード
- 文書の年代
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戦国期〜平成元年(1989)