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- 文書群名
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吉富家文書
- 分類
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諸家文書 > 吉富家文書
- 点数
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164
- 伝来地
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山口市
- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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吉富家は、江戸時代、萩藩領山口宰判矢原村に居を構え、代々庄屋、大庄屋を務めた豪農。幕末維新期に活躍した吉富簡一が著名。簡一は、幕末期に鴻城隊(隊長井上馨)を結成し参謀として参戦、明治期には山口協同会社社長、県会議員・同議長、衆議院議員、防長新聞社社長などを歴任(『山口市史』)。
- 内容
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文書群は吉富家に伝来したもので、幕末〜明治期における簡一の活動に係るものが中心。井上馨・山県有朋など幕末維新期の重要人物から簡一に宛てた書簡などを含む。写真類も多く残る。
- 論文・翻刻
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▼江村栄一・田村貞雄「吉富簡一と山際七司」(読売新聞社『人物日本の歴史』11) ▼田中彰・田村貞雄「吉富簡一『団結之主旨』其他」(『史潮』68・70) ▼田村貞雄「地租金納化をめぐる山口県民の動向-防長協同会社成立事情の考察-」(『史潮』91、1965)/「鴻城立憲政党の成立過程」(その1〜4)(『北海道教育大学研究紀要』19-1〜20-2 1968〜70)/「政商資本成立の一過程-先収会社をめぐって-」(『史流』9 1968)/「藩閥政府と郷党意識の形成」(『静岡大学教養部研究報告(人文科学篇)』11 1975) ▼『山口市史』(1982) ▼「山口県文書館所蔵 アーカイブズガイド―学校教育編―」(web版)
- 関係地域
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山口市
- キーワード
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大庄屋(山口宰判)/県議(議会議長)/衆議院議員
- 文書の年代
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近世(幕末)〜大正