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- 文書群名
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近藤清石文庫
- 分類
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諸家文書 > 近藤清石文庫
- 点数
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578
- 伝来地
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東京都杉並区
- 目録内容
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『諸文庫仮目録』1
- 組織歴・履歴
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近藤清石(1833〜1916、天保4〜大正5)は、萩の豪家大玉新右衛門2男として生まれ、のち近藤家を嗣ぐ。明倫館に学び、国学者近藤芳樹に師事し国学を修める。萩藩士(御手廻組)として密用方助筆、右筆役などを歴任。 明治前期には山口県庁の地誌掛、旧記掛などに勤め、修史関係事業に尽力。旧記掛時代の明治14年、同掛の編纂費用を用い興隆寺の蔵を購入、県庁へ移築。「旧記庫」として利用し、旧藩庁文書などの記録保存の基盤を整備。明治18年官を辞し、以後研究生活を送る。県立山口図書館の郷土史料の収集にも貢献。 著書に『大内氏実録』『山口県風土誌』などがある。
- 内容
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文書群は、近藤清石の自筆稿本、収集した研究資料、国史国文関係の典籍からなる。
- 論文・翻刻
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▼岩根保重『山口県の郷土史研究における近藤清石先生の業績』(山口図書館、1951) ▼県立山口博物館編『山口県地方史研究の先駆者近藤清石』(1992) ▼山口県地方史学会編『山口県地方史研究者事典』(2003) ▼藤井日出子「近藤清石転写本から見た現存麦生本の問題点−桐壺巻の本文−」(『名古屋平安文学研究会会報』26 2001) ▼利岡俊昭「長府博物館所蔵本『大内氏壁書』について」(『梅光学院大学地域文化研究紀要』19 2004) ▼和田秀作「『大内氏実録引用書』目録(一)」「同(二)」(『山口県文書館研究紀要』31・34 2004・2007) ▼尾崎千佳「校本『奉悼法泉寺殿辞(あしたの雲)』(『やまぐち学の構築』3、2007) ▼山崎一郎「明治〜昭和戦前期、山口県庁における旧藩記録の保存と利用−毛利家文庫と県庁伝来旧藩記録−」(『山口県史研究』第9号) ▼「山口県文書館所蔵 アーカイブズガイド―学校教育編―」(web版) ■『山口市史』史料編大内文化(2010)
- 関係地域
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山口市
- キーワード
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個人文書/歴史研究者/コレクション
- 文書の年代
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近世〜明治