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- 文書群名
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多賀社文庫
- 分類
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諸家文書 > 多賀社文庫
- 点数
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1475
- 伝来地
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山口市
- 目録内容
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『諸文庫仮目録』1
- 組織歴・履歴
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多賀社は、大内氏によって勧請されたと伝える山口五社の一つで、もとは宇野令にあったが、現在は山口大神宮の境内地に遷座している。 多賀社の大宮司が高橋家。大内氏に旧縁のある関係から、言延の代に「大内様御家根本記」を起筆しており、その後も歴代好学の人が出ている。特に有文の代に大内氏の故事、逸文、ならびに山口を中心とする文書記録を集め、文庫を形成した。
- 内容
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多賀神社(山口市)の大宮司高橋家により形成された神社文庫。高橋家は、大内氏に旧縁のある関係から、言延の代に「大内様御家根本記」を起筆しており、その後も歴代好学の人が出ている。特に江戸時代後期の有文の代に大内氏の故事、逸文、ならびに山口を中心とする文書記録を集め、文庫を形成した。 文書群は、神社としての活動に関わる文書、高橋家歴代の日記、書状のほか、大内家、毛利家、防長寺社に関する文書記録を含み、神道の各種伝書、文学関係の文書も揃っている。多賀社本「平家物語」は一般郷土・貴重文書?15。
- 論文・翻刻
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▼影山純夫「雲谷等顔と連歌」(『山口県地方史研究』49 1983) ▼三宅紹宣『幕末・維新期長州藩の政治構造』(校倉書房、1993) ▼石川敦彦「天保二年当島宰判明木一揆について」(『山口県地方史研究』89、2003)/「天保二年一揆と天保改革」(『同』90 2003) ▼利岡俊昭「長府博物館所蔵本『大内氏壁書』について」(『梅光学院大学地域文化研究紀要』19 2004) ▼森下徹「近世の山口町と市」(『瀬戸内海地域史研究』第7輯) ▼山下聡一「近世山口祇園会の成立と町衆」(『瀬戸内海地域史研究』第7輯) ■熊本守雄「翻刻『兼載独吟聖廟法楽千句附注本』(『山口女子短期大学研究報告』24 1969) ■『山口県史』史料編近代1(2000) ■『防府市史』史料1(2001) ■『山口県史』史料編幕末維新1(2002) ■『山口県史』史料編中世3(2004) ■大阪俳文学研究会『兼載独吟「聖廟千句」』 ■真木隆行「氷上山秘奥記翻刻并解題」(『やまぐち学の構築』3 2007) ■『山口市史』史料編近世1(2008) ■『山口県史』史料編近代5(2008) ■『山口市史』史料編大内文化(2010)
- 関係地域
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山口市
- キーワード
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神社(多賀神社)/コレクション
- 文書の年代
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中世〜明治