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- 文書群名
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部坂家文書
- 分類
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諸家文書 > 部坂家文書
- 点数
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264
- 伝来地
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東京都文京区
- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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部坂家は、江戸時代には萩藩小郡宰判東岐波村の庄屋、明治期には副戸長、県会議員を務めた豪農。農業経営、金融活動などのほか、丸尾崎港の修築、振興に尽力したことで知られている。
- 内容
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文書群は、江戸時代の丸尾崎波戸の修築に関するものを中心に構成されている。年代的には享保以降だが、19世紀のものが中心。
- 論文・翻刻
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▼新見亮助「部坂家の家歴」(宇部市立図書館『部坂家文書目録』) ▼小川国治「長州藩丸尾崎騒動再評価の試み−豪農の資本蓄積過程の一検討−」(『山口県地方史研究』22 1969)/「幕末期長州藩豪農の性格−豪農層のヘゲモニーとの関連において」(『日本歴史』263 1970) ▼布引弘「山口県の豪農民権」(『山口県地方史研究』58 1987)/「方冊諸器貸借■−庄屋部坂家の書籍貸し出し」(『喜和』95 1996) ▼尾川弘「幕末期長州藩領における豪農の農業技術と稲作生産力−岐波村部坂家を事例として」(『史学研究』190 1990)/「幕末・維新期長州藩領における豪農の農業経営−岐波村部坂家の事例−」(『同前』197 1992)「幕末期長州藩領における小作料の構造−小郡宰判岐波村部坂家「加調米銀算用帳」の基礎的分析−」(『山口県地方史研究』69 1993)/「地主制形成期における小作料の一形態−岐波村部坂家の小作地経営に見る畑地小作料の構造−」(『同前』70 1993)/「地主制形成期における上層農民の農業経営収入について−小郡宰判岐波村部坂家の事例−」(『同前』77 1997)/「文政末年における菜種専売政策と在方油屋の動向−小郡宰判岐波村・大道村「菜種積出一件」を事例として−」(『山口県史研究』7 1999)/「豪農の小作地経営と小作人の存在形態」(渡辺尚志編『幕末維新期萩藩村落社会の変動』岩田書院 2002) ▼吉村富雄『丸尾の歴史あれこれ』(私家版 2000) ▼『宇部市史』通史編上(宇部市 1992) ▼森下徹『近世瀬戸内海地域の労働社会』(渓水社 2004) ■『山口県史』史料編 幕末維新1(2002)
- 関係地域
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宇部市
- キーワード
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庄屋(小郡宰判東岐波村)
- 文書の年代
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近世〜明治初年