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- 文書群名
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溝部家文書(埼玉県)
- 分類
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諸家文書 > 溝部家文書(埼玉県)
- 点数
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154
- 伝来地
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- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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溝部家は,萩藩の下級武士であった家。溝部藻吉は,明治期に厚狭郡書記を務めた。藻吉の長男素史(駒之進)は,陸軍に入り,大阪鎮台中隊長として西南戦争に参戦したが,その時受けた傷が原因で大阪において死去。三男の溝部壮六は,明治20年(1887)陸軍教導団歩兵科を卒業後,歩兵二等軍曹として軍人の道を歩み,最終的には陸軍歩兵中尉となった。その間文官としての適性を認められ,予備役中に体操科教授や助教諭等として山口県立萩中学校で教鞭をとった。その後,同中学校教諭を経て,書記として阿武郡立萩図書館(のち山口県立萩図書館)に勤めた。また壮六は,少年のころ,四国の政治家の家で田中義一ともに書生をしていたという。
- 内容
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『大阪の歴史』69号抜刷(NO48)と溝部藻吉の辞令(NO1〜3)を除けば,溝部壮六の関係史料で,辞令が大部分を占める。溝部壮六が,親交のあった田中義一から受け取った書簡及び御供物料の包紙を含む。なお、溝部壮六の兄素史の関連史料(萩藩からの褒賞類や手紙)は,大阪市史編纂所に寄贈されている。平成26年度5点追加。令和4年度101点追加。
- 論文・翻刻
- 関係地域
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- キーワード
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陸軍軍人/教員/図書館書記/田中義一
- 文書の年代
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明治12(1879)〜平成19(2007)