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- 文書群名
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大中家文書(神奈川県)
- 分類
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諸家文書 > 大中家文書(神奈川県)
- 点数
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47
- 伝来地
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- 目録内容
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閲覧室目録
- 組織歴・履歴
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大中家は,藤原姓。先祖は宮中に仕えていたが,永正年間に安芸に下り,のち毛利氏の家臣となったという。幕末の安政年間に,萩藩士の大中家は5家あるが,大中貞宣の三男宣通を祖とする一代遠近付の大中作右衛門家がこの家に当たる(『萩藩給禄帳』,譜録お79大中半左衛門良栄)。幕末〜明治期の当主である大中良顕(幸顕,半左衛門,作右衛門)は,無給通から一代遠近付となり,御手廻組に編成された時期もある。なお,萩から山口に移住後の大中家は,もともと萩藩の養蚕所(局)であった家屋敷に住んでいたが,その養蚕所(局)の一室は,幕末に錦の御旗を製作する場所として利用されたことで知られる。ちなみに、豊栄神社や野田御殿造営の労に対して,大中良顕が明治5年(1872)8月に毛利家から下賜された櫛箱入りの櫛及び附属文書(写)が,山口県立山口博物館に寄贈されている。
- 内容
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幕末〜明治期の当主である大中良顕(幸顕,半左衛門,作右衛門)が,藩府や毛利家から与えられた諸役任免に関する沙汰書(賞美・褒賞を含む)を,時系列で1巻にまとめたもの。端裏に,文書を渡された相手や年月日,場所が記されているものが多いのが特徴。なお成巻に際しては,裏打ちをせずに直接文書を張り継いでいる。
- 論文・翻刻
- 関係地域
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- キーワード
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萩藩士(一代遠近付・御手廻組)
- 文書の年代
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天保15年(1844)〜明治5年(1872)