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- 文書群名
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野村家文書
- 分類
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諸家文書 > 大本氏収集文書 > 野村家文書
- 点数
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- 伝来地
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- 目録内容
- 組織歴・履歴
- 内容
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萩藩一門吉敷毛利氏の家臣であった野村家の伝来文書。野村家は,嘉永6年(1853)の「御家頼諸士?寺方分限帳」では,大組通に属し,禄高は18石1斗であった(『吉敷村史』)。野村勇(蘭渓,1818〜1900)は,明治期に治水事業を行い,凶作に備えて倉庫を建てるなど農民の為に尽力したため,古・四の宮境内に彼の遺徳を伝える石碑が建立されている。また,勇の長男である野村致知(むねとも,1846〜1911)は,幼名を弥蔵といい,幕末維新期には,蛤御門の変や小瀬川口の戦いなどに出陣した。明治期には,樺太開拓使となって官界に入り,兵庫県有馬郡長などを務めた。吉敷村に帰村後は,村会議員・村長・村農会評議員などを歴任した(『良城小学校百年史』)。文書は,野村家が幕末〜明治にかけて吉敷毛利氏家臣として活動したことに関わって授受したものからなる。野村致知が参戦した幕長戦争時の軍法や感状も含まれている。
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