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資料1
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諸家文書 > 鹿島家文書 > 2次寄託分 > 資料1
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- 目録内容
- 組織歴・履歴
- 内容
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安政5年(1858)8月に死去した2代目正右衛門妻の葬儀に関する覚書「智操信女死去ニ付後事入用見聞録」(NO82)、鹿島家先祖の年忌をまとめた「年忌録」(83)、明治10年代の日記「柳ヶ瀬山隧道記事」(84)、「冨春園日記」(85)の4点で構成される。/NO84「柳ヶ瀬山隧道記事」は福井県と滋賀県をつなぐ「柳ヶ瀬トンネル」の工事に関連する日記。同トンネルは鉄道敦賀線のトンネルとし明治16年(1883)11月に貫通、17年から運行が開始された。明治31年(1898)に現在の常磐線・金山トンネルが完成するまで日本で一番長いトンネルであった(現在は道路トンネルとして利用)。黎明期の技術進歩に貢献したものとして、平成15年に土木学会選奨土木遺産、平成20年に経済産業省近代化遺産に認定されている。/鹿島家は柳ヶ瀬トンネル工事に関わり、正右衛門(章・仙洲)は当時敦賀に店を置き活動していたようである。「柳ヶ瀬山隧道記事」は明治15年3月11日から7月2日までを記した短い日記で、正右衛門等の動向に関する記事などがみえる。/85「冨春園日記」は明治18年1月〜19年2月14日までの日記。敦賀と「大坂本店」とのやりとりに関する記事などがみえる。
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